田中碧退場のU-23日本代表、大会未勝利で終了 エース小川が先制弾も…齊藤がPK献上
小川の先制弾が決まるも、その4分後にカタールにPKを献上して勝利を逃す
森保監督はハーフタイムで旗手を下げてMF齊藤未月を投入。橋岡を右サイドバックにした4-4-1システムに変更した。前半とは対照的に、数的優位のカタールがボール保持率を高め、日本はカウンターでチャンスをうかがう展開になった。
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両チームとも相手を崩し切れないなかで、先にスコアを動かしたのは日本だった。同27分、食野のパスをゴール正面で受けた小川が反転してそのまま右足を振り抜くと、相手の足の間を抜けたボールはGKの動きと逆モーションになってそのままゴール。日本は1人少ないなかで先制点を得た。
しかし同31分、左サイドから切り込んできたカタールのアタッカーに対し、シュートモーションの後ろに入った齊藤のプレーがファウルと判定されてPKに。VARとの交信でチェックをする時間もあったが、判定は変わらずこれをMFアフラクに蹴り込まれて同点とされてしまった。
残り時間はなんとか守り切ったものの、日本はこのまま1-1で引き分け。東京五輪の出場権はすでに開催国として確保しているものの、1分2敗の未勝利で大会を去る事態になった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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