森保監督、カタール戦へ「最大限のパワーを発揮して」 出番のない選手の出場は?
すでに2連敗でグループリーグ敗退が決定
タイで開催中のU-23アジア選手権に参加している森保一監督率いるU-23日本代表は、グループリーグ最終戦のカタール戦(15日)に向けてバンコク市内で練習した。すでに12日のシリア戦(1-2)で敗れて2連敗となったことで、グループリーグ敗退が決定。3連敗で帰国するわけにはいかないなか、森保監督は「最大限のパワーを発揮してくれる」と期待した。
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ショッキングな結果となった2試合から、選手は必死に切り替えようとしていた。すでにグループリーグ敗退が決定。第1戦のサウジアラビア戦(1-2)から2連敗で、史上初めて決勝トーナメントに進出できなかった。屈辱的な敗退の事実は変わらないが、第3戦カタール戦は勝利で終わらなければいけない。森保監督もこのように期待した。
「これまで2戦も結果的には敗戦したが、目の前の試合に向けて最善の準備をすること、そしてベストを尽くすことを選手たちはやってきてくれた。これが最後の試合になりますけど、今日の練習を含めて最善の準備をして、明日、我々が今持っている、選手が今持っている最大限のパワーを試合の中で発揮してくれるようにと思っています」
選手たちは2連敗の現実と向き合いながらも、カタール戦に向けては前を向いている。前日13日の練習でも、声を出して盛り上げながら宿舎では自主的にミーティングも敢行した。指揮官はその姿を感じ取っている。
「2試合負けた後ですし、グループリーグ敗退が決まっているので、すごく明るいかというとそうではないと思う。でも、落ち着いて次の試合に向けて準備をしてくれているかなと思います。昨日の練習はメンタル的にもフィジカル的にもきつかったと思いますけど、そのなかでも選手たちは自分たちを奮い立たせて、いいトレーニングをしてくれていたと思う」
ここまでの2戦で、フィールド選手はMF遠藤渓太(横浜F・マリノス)とMF菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)が出場していない。東京五輪のメンバー選考も兼ねている今大会。遠藤や菅にもチャンスが与えられるか尋ねられると、「練習を見ることは平等にニュートラルに見ていきたい。全員が全員そうなる(出場できる)とは限らない。気持ちとしては全員にチャンスをあげたいとは思いますけど、今日の練習を見て決めたい」と話した。あくまで必死に勝利をつかみに行く覚悟だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)