チェルシー19歳FW、相手“無力化”の浮き球フリックに称賛 「一級品」「セクシー」

【写真:Getty Images】
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ハドソン=オドイが今季初得点を挙げたバーンリー戦で絶妙テクニックも披露

 チェルシーのイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイは、現地時間11日に行われたプレミアリーグ第22節バーンリー戦(3-0)で待望の今季初ゴールを挙げた。クラブ公式インスタグラムは得点シーンとは別に、19歳のアタッカーが本拠地スタンフォード・ブリッジを沸かせたプレーをピックアップ。絶妙なテクニックに海外では「セクシー」のフレーズもあがっている。

 チェルシーは前半27分にイタリア代表MFジョルジーニョがPKを決めて先制すると、同38分にFWタミー・エイブラハムが追加点を挙げ、前半で2点のリードを奪う。そして、後半4分にはスペイン代表DFセサル・アスピリクエタの左サイドからのクロスをゴール前に飛び込んだハドソン=オドイがスライディングシュートで仕留めてチーム3点目。ハドソン=オドイにとっては、今季リーグ戦14試合目にして嬉しい初ゴールとなった。

 一方で、チェルシー公式インスタグラムが「一級品のスキル。本当に」と脚光を当てたのは、後半に相手選手を手玉にとったシーンだ。イングランド代表MFロス・バークリーの長距離サイドチェンジを直接左足インサイドで処理。相手DFチャーリー・テイラーの頭上を抜くと、その後の球際のバトルを制してライン際をえぐり、ゴール前に折り返した。

 ボールはGK正面に飛んでしまったが、巧みなトラップに対してはチェルシー専門サイト「チェルシー・ニュース」が「カラム・ハドソン=オドイのセクシーなオーバーヘッドフリックはバーンリーのDFを打ち負かす」と見出しを打ち、「後半に驚くべきスキルを披露し、ロス・バークリーのパスを難なくコントロールしてチャーリー・テイラーの頭上を抜いた」と称えている。

 バイエルン・ミュンヘンが獲得に興味を持ち続けるなど、潜在能力は折り紙付きのハドソン=オドイ。チェルシーでレギュラーまで上り詰められるか、注目が集まる。

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