森保J、屈辱的なGL敗退はなぜ起こったのか? 今大会で圧倒的に“足りなかったもの”
ロシアW杯での成功体験…東京五輪世代はどこまで追い付けるか
A代表では2018年のロシア・ワールドカップのこと。オーストリアで開催された事前合宿を終えて、決戦の地・ロシアへ入った後、選手だけでのミーティングを実施。MF長谷部誠(フランクフルト)主将が西野朗監督に自分たちから攻守において仕掛ける方針を申し入れた。西野監督から承諾され、チームは強豪ベルギーをあと1歩のところまで追い詰め16強入りを果たした。
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「中山がいなかったから」ではない。練習でも声を出して引っ張る選手は少なく、短期決戦に必要な“雰囲気づくり”は個々で圧倒的に足りていなかった。長崎遠征ではチームが「変わった」と思える瞬間があった。短期間でチームを変えられる力を間違いなく持っている選手が集まっている。東京五輪出場権は得ているものの、残り半年という状況で迎えた今回の大会。この屈辱は二度と繰り返してはいけない。