クロップが来季プレミアに乗り込む宿敵ペップに重大な警告 「何よりも大きな違いは…」

独特なカップ戦の大会規定に加え、あまりに多い試合数

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が来季プレミアリーグ参戦希望を表明しているバイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督に「プレミアの洗礼」を警告している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 今季限りでバイエルンとの契約満了を迎えるグアルディオラ監督は今季限りでの退任を発表。カルロ・アンチェロッティ氏が後任に就くことが決定している。スペイン人監督はプレミアリーグでの指揮を希望し、マンチェスター・シティやチェルシー行きのうわさが伝えられている。

 昨季までブンデスリーガを舞台にグアルディオラ監督としのぎを削り合っていた元ドルトムントのクロップ監督は今季途中からリバプールの監督に就任した。かつてのライバルでもあるグアルディオラ監督の来季プレミアでの活躍について、「ペップは経験豊かだからね。彼は2、3選手補強して、いいチームを指揮することになるだろう。35選手ぐらい保有するんじゃないかな」と語った。

 クロップ監督はペップ監督率いるバイエルンに、2013年夏に愛弟子のドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを、14年夏にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキを引き抜かれ、一気に戦力低下を余儀なくされるなど、苦杯を舐めさせられていた。仁義なき引き抜きでバイエルンでタイトルを積み上げてきたグアルディオラ監督にも、イングランドでは衝撃が待っていると断言する。

 

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