「イライラさせた」 韓国代表エース、痛恨の“ホームランシュート”に海外酷評「標準以下」
トッテナムFWソン・フンミン、リバプール戦で手痛いシュートミス「ノーマークの決定機で…」
トットナムは現地時間11日、プレミアリーグ第22節でリバプールと対戦し、ホームで0-1と惜敗した。首位を独走するリバプールを相手に善戦したものの、韓国代表FWソン・フンミンが決定機で犯した痛恨のシュートミスに海外メディアが注目している。
昨年11月にマウリシオ・ポチェッティーノ監督を解任し、ジョゼ・モウリーニョ監督を招聘したトットナム。トップ4フィニッシュを目指すなか、前節のサウサンプトン戦でエースのイングランド代表FWハリー・ケインがハムストリングを痛める重傷を負って長期離脱。厳しい状況下で首位リバプールをホームに迎え撃った。
試合は前半37分、相手FWロベルト・フィルミーノに先制点を許し、ビハインドを背負ってハーフタイムを迎えるも、後半は一進一退のオープンな展開となった。そして後半30分、トットナムに最大の決定機が訪れる。高い位置でボールを奪ったカウンターの場面でFWルーカス・モウラがドリブルで運び、2対2のビッグチャンスを迎える。
モウラは難敵である相手DFフィルジル・ファン・ダイクを引きつけた後、ペナルティーエリア左に走り込むソン・フンミンへ丁寧にパスを送り込むも、後方からの守備に気を取られたのか、右足を振り抜くダイレクトシュートは大きく枠を越えるミスとなった。
このワンシーンに海外メディアも注目。英衛星放送「スカイ・スポーツ」はソン・フンミンの攻守にわたるハードワークを認めたうえで「試合の分岐点で落ち着きを欠いていた。チャンスというチャンスを棒に振った」と指摘。英紙「デイリー・ミラー」は「イライラさせた。終盤のビッグチャンスを逃した。標準以下」と痛烈な言葉を送っている。
また、母国メディアも厳しい評価を下している。韓国メディア「SBSニュース」は決定機逸の瞬間を「ホームランシュート」と指摘。韓国紙「国民日報」は「英雄となる好機を自ら投げ捨てた」と取り上げ、「ノーマークの決定機で虚空に飛んだ一振りは、これまでの賛辞を酷評に塗り替えた」と綴っている。大一番だっただけに、ソン・フンミンのシュートミスはより一層際立つハイライトとなってしまったようだ。