反撃ムードに水を差され5失点

　会場もどよめく一撃で、反撃ムードに水を差された國學院久我山は、その後なす術なく、さらに3点を献上。最終的には0-5の大敗を喫し、初優勝はならなかった。

　「東福岡とはちょっと差があった」と完敗を認める一方、「それでも私たちが全く何もできなかったというわけではない」と、全国の舞台で実力を証明できたという自負ものぞかせた清水監督。それだけに、流れを完全に相手に引き渡してしまった東福岡のトリックプレーによる失点が、悔やまれる結果となった。就任1年目の清水監督にとっては、大きな教訓となったに違いない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web