森保J、“仮想・東京五輪”のU-23アジア選手権で暑熱対策ばっちり 冷却材を当てて練習
強行日程のなか、厳しい暑さが続く…
タイで開催中のU-23アジア選手権に参加している森保一監督率いる日本代表は11日、敗れればグループリーグ敗退となるシリア戦(12日)に向けて前日練習を行った。東京五輪イヤーの初陣となったサウジアラビア戦(9日)は試合終盤に勝ち越し点を許して1-2で敗戦。第2戦となるシリア戦は“崖っぷち”状態で臨む。この日は午後6時半からの練習だったが、チームは暑熱対策を行い、背水の陣に備えた。
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厳しい暑さが続くバンコク。日が暮れても気温は30度を超え、湿度も高い。この日は、昼間に雨が降ったことで気温は午後6時半の時点で30度とこれまでより“涼しい”と感じるほどだったが、チームは万全の対策を取った。第1戦のタマサートスタジアムは芝が長く、地面が柔らかく、疲労が溜まりやすい状況。シリア戦は中2日で迎えるが、敗戦は許されない。練習では全選手がウォーミングアップの時、手のひらに冷却材を当て青いテーピングで固定。暑熱対策を取り、少しでもコンディション状態を向上させた。
森保監督はシリア戦に向けて「よりフレッシュな選手を使うということも」と先発を入れ替えて臨むことを示唆。敗れればグループリーグ敗退。真夏に開催される東京五輪まで残り6か月となったが、本番へのシミュレーションはスタッフを含めてベストへと整えていく。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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