日本人の鬼門を打ち破る乾の衝撃のゴラッソ! 「センセーショナルなフィニッシュ」

地元紙最高評価与える

 これまでに得点をリーガ・エスパニョーラで得点を決めた日本人選手はバジャドリードでプレーした城彰二氏、共にマジョルカに所属していた大久保嘉人(現川崎)と家長昭博(現大宮)の3人だった。乾は新たにその名を歴史に刻んだ。多くの日本人選手が実績を残してきたドイツやイタリア、オランダなどに比べて、スペインで成功した日本人選手の例は少ない。近年でも、14年に元日本代表FWハーフナー・マイク(デン・ハーグ)がコルドバに加入したが、ゴールを挙げられないまま移籍したという経緯がある。

 この日は後半にも決勝点につながるPK奪取と大活躍の乾には「アス」紙で、全選手中最高となる3点(3点満点)の評価を与えられた乾。今季のリーグ戦成績は13試合(先発8)で1ゴール1アシストと、日に日に評価を高めている。日本人選手の鬼門とも言えるスペインの舞台で、成功を収めることはできるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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