「大失策GKが期待に応えた」 カリウスの“痛恨オウンゴール”に英騒然「幽霊でも見る目で…」
ベジクタシュGKカリウスが親善試合で再び大失態… 「コミカルなオウンゴール」
リバプールからベジクタシュに期限付き移籍中のGKロリス・カリウスには近年、ゴール前での凡ミスの印象が定着してしまっている。今回、またも痛恨ミスにより失点を招き、英メディアも「大失策GKが完璧に期待に応えた」「コミカルなオウンゴール」とこぞって取り上げている。
2016年にリバプールに加入したカリウスは、17-18シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝の舞台に立ったが、レアル・マドリードを相手にミスを連発して失点を重ね、1-3で敗れていた。その後も改善が見られなかったことから、翌シーズンにベジクタシュへの2年間のレンタル移籍が決定していた。
ベジクタシュでは正守護神を任されることになったが、リバプール時代と同様にミスが減らず、サポーターからの信頼も失っている状況にあった。そんななか、直近の親善試合のアルトゥノルドゥFK戦(2-2)でも大ポカを犯してしまったようだ。1-0で迎えた前半12分、左サイドからのクロスに対しパンチングを試みるも、ゴールネットの方向へと弾いてしまい、オウンゴールとなった。
英紙「ザ・サン」は「大失策GKカリウスが大失態となるオウンゴールで完璧に期待に応えた」と取り上げると、英メディア「GIVE ME SPORT」は「コミカルなオウンゴール」と見出しを打ち、「ファンは幽霊でも見るような目で注視せずにはいられない」と指摘している。
ベジクタシュはカリウスに関して、買取オプションを行使しない意向が決定的となっているため、今夏に2021年まで契約を残す所属元への出戻りが濃厚となっているが、そのリバプールには現在、GKアドリアンという頼りとなる第2GKが君臨している。カリウスには今後、茨の道が待ち受けているかもしれない。
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