リバプール、南野獲得の“舞台裏”を現地記者が指摘 水面下で「出し抜いた」相手とは?
ライバルであるユナイテッドとの獲得競争に完勝 「朝飯前の取引だった」
リバプールの首脳陣たちは日本代表MF南野拓実の獲得に関し、マンチェスター・ユナイテッドを“出し抜いた”と喜んでいるようだ。英紙「デイリー・スター」が報じている。
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南野は今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でリバプール相手に鮮烈な活躍を披露し、ユルゲン・クロップ監督の目に留まると、12月中にザルツブルクからの完全移籍が決定。1月1日から正式にリバプールの一員となり、FAカップ3回戦のエバートン戦(1-0)で先発出場して新天地での第一歩を踏み出した。
リバプールは冬の移籍市場が開く前の昨年12月に南野との契約に合意したが、米スポーツメディア「The Athletic」でリバプールを担当するジェームズ・ピアース記者によると、移籍実現のプロセスにおいてスポーツディレクターのマイケル・エドワード氏、フェンウェイ・スポーツ・グループのマイク・ゴードン氏、そしてクロップ監督の3人が主要な役割を務めたという。
ピアース記者は「南野には複数の欧州クラブが関心を示していた」と指摘。ボルシアMGやACミランが獲得に興味を持っていたことを明かしつつ、「リバプールはマンチェスター・ユナイテッドが南野にずっと興味を持っていることを確信していた」と、プレミアリーグの名門同士が水面下で戦いを繰り広げていたと語っている。
そして、リバプール首脳陣が南野獲得において「他クラブを出し抜いて喜んでいる」としたうえで、「朝飯前の取引だった」と振り返っていることにも言及。今季のプレミアリーグを独走しているリバプールだが、“ピッチ外”の戦いでも力の差を見せつけたようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)