シャビのバルサ監督就任の噂、アル・サッドGMが否定 現時点で“正式な打診”なし
バルサ幹部とシャビが面談とスペインで報道も…アル=アリ氏は即時の就任を否定
アル・サッドの元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス監督に古巣バルセロナ監督就任の噂が流れているが、クラブは現時点で正式なアプローチはないと否定した。アル・サッドのGM、トゥルク・アル=アリ氏はシャビ監督の将来的なバルセロナ復帰の可能性が高いことを認めたうえで、「現在はアル・サッドの監督だ」と主張した。英公共放送「BBC」が報じている。
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シャビ監督の古巣復帰の可能性はスペインラジオ局「RAC1」によって伝えられた。バルセロナは今季から開催方式が変更になったスペイン・スーパーカップ出場のためサウジアラビア遠征を実施。この中東遠征の機会に、クラブ幹部のエリック・アビダル氏とオスカル・グラウ氏はカタールのドーハまで足を伸ばし、シャビ監督とアポイントを取り面談を行ったという。エルネスト・バルベルデ監督の後任として、古巣復帰の可能性が浮上していた。
しかし、アル=アリ氏はシャビ監督のバルセロナ復帰の可能性を認めたうえで、それが今すぐの話ではないと主張している。
「シャビがバルセロナへ行くと考えるのは普通のことで、予想できたことだ。(バルセロナは)彼にとって最も重要なホームである、いつかは戻らなければならない場所だ。だが今現在、シャビはアル・サッドの監督だ。シャビと彼のチームは明日のアル・ラーヤン戦に向けて集中しているよ」
また、アル=アリ氏は「バルセロナほどの大きな規模とプロ意識を持ったクラブであれば、この問題について正式なルートで話し合いを行うだろう」と話し、現時点でシャビ監督に対する正式なアプローチを受け取っていないことも明かした。
バルセロナで17年間プレーし、クラブの哲学を知り尽くしたシャビ監督。故郷への復帰は既定路線のようだが、それはもう少し先の未来の話となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)