エリクセン、インテル入り加速か 代理人がミラノ入り、移籍金24億円ベースの交渉へ
移籍金がかからない来夏の獲得が基本線ながら、ビダルの獲得難航で前倒しで獲得も…
プレミアリーグのトットナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、今季限りで契約満了を迎えるため去就が注目されている。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、エリクセンの代理人がミラノ入りしてインテルと交渉すると報じた。
エリクセンは2020年6月の契約満了まで半年を切り、トットナム以外にも世界中のクラブと交渉可能な状況だ。来夏の加入となれば移籍金がかからないため、浮いた予算で高額年俸を手にできる可能性もある。
インテルとの交渉も、それが本筋にあるというのが「カルチョメルカート・コム」のレポートだ。一方で、トットナムはエリクセンを冬の移籍市場で獲得するクラブに対しては、移籍金2000万ユーロ(約24億円)でクラブ間交渉にGOサインを出す見込みだという。エリクセンの実力を考えれば、破格の安値と言えるだろう。
インテルを率いるアントニオ・コンテ監督は、中盤から前線の選手層こそが冬の移籍市場で解決すべき課題だと開幕直後から話してきた。クオリティーには一切の疑問がないプレーメーカーの獲得は、前倒しで確保する価値がある。
また、バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得交渉が難航していることもレポートでは指摘。それもまた、エリクセンの早期獲得へと判断を変える要素になるかもしれない。
エリクセンの代理人は欧州各国のクラブから好条件をどう引き出すか腕の見せどころだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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