北朝鮮代表FW、ユベントスからカタール強豪に移籍決定 中島翔哉の“古巣”で飛躍なるか
昨夏まで中島が所属したアル・ドゥハイルに移籍 マンジュキッチも今冬に加入済み
カタールのアル・ドゥハイルは8日、北朝鮮代表FWハン・グァンソンの獲得を発表した。昨夏まで日本代表MF中島翔哉(ポルト)も所属したクラブへの移籍となっている。
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2017年にセリエAのカリアリで欧州でのキャリアをスタートさせたハン・グァンソンは、ペルージャへの2シーズンの期限付き移籍を経て、昨夏の移籍市場でユベントスへの期限付き移籍が決定。先日には350万ユーロ(約4億3000万円)の買い取りオプションが行使されていた。そして今回、アル・ドゥハイルが500万ユーロ(約5億8000万円)を支払い、ハン・グァンソンを獲得している。
この移籍で思い出されるのが、ポルティモネンセからアル・ドゥハイルを経由してポルトへ移籍した中島のパターンだ。ポルティモネンセからビッグクラブへの移籍が噂されていたなかで、中島は19年2月にアル・ドゥハイルに移籍。その約半年後にポルトへの移籍を果たすことになった。
もともとハン・グァンソンは将来を嘱望されてきたストライカーで、今後の北朝鮮代表を背負う存在としても注目されている。アル・ドゥハイルで結果を残すことができれば、中島のように欧州のトップリーグに帰還する可能性はあると言えるだろう。
アル・ドゥハイルには今冬に元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが加入しており、リーグ戦では12試合を終えた時点で首位に立っている。ハン・グァンソンはカタールの地でどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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