森保監督、“痛い”黒星スタートに悔恨 「支配して勝利に持っていければよかったが…」
「連係のミスが出て痛い敗戦になった」 一度は同点に追い付いたが、終盤にPK献上
東京五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権がタイで開催され、日本代表は現地時間9日にサウジアラビアとの初戦に臨み、1-2で敗れた。チームを率いる森保一監督は「痛い敗戦になった」と“黒星発進”の初戦を振り返っている。
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前半を0-0で終えた日本は、後半立ち上がりにサウジアラビアMFアル・フライフに右足で蹴り込まれて先制点を許す。しかし、わずか6分後にはMF食野亮太郎のミドルシュートが相手DFに当たりながらもゴールに吸い込まれ、同点に追い付いた。
終盤の1点を争う展開で、森保監督は同27分にFW小川航基に代えてFW上田綺世を投入。そのなかで同40分に日本はカウンターを受け、連係ミスからPKを献上してしまう。これをMFガリブに蹴り込まれ、同43分の決勝ゴールとなって日本は1-2で初戦を落とした。
試合後のフラッシュインタビューに応じた森保監督は「難しい試合になると思っていたが先制されて追いつき、そこから支配して勝利に持っていければよかったが、連係のミスが出て痛い敗戦になった」と総括。痛恨の黒星発進となったなか、次戦以降は次のように展望している。
「まだ2戦あるので最高の準備をして臨みたい。(2試合目の相手である)シリアの試合を見ても、非常にゴールに向かってくる。守備をしっかりして、球際のところから勝利して、勝ち点3を取れるようにやっていきたい」
日本はこの後、12日にシリア、15日にカタールと対戦予定となっている。今回の敗戦から立て直し、グループリーグ突破に導くことができるのか。指揮官の手腕が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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