過熱するマンU監督解任論 後任候補に中村俊輔と吉田麻也の元指揮官が急浮上!

英紙がトットナムのポチェッティーノ監督の名前を挙げる

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督の解任報道が加熱するイングランドで、新たにトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が“赤い悪魔”の新指揮官候補に浮上した。英地元紙「ミラー」が報じている。

 アルゼンチン代表経験を持つポチェッティーノ監督は、2006年に現役を引退。09年1月には古巣エスパニョールで監督デビューを果たした。当時のチームには元日本代表MF中村俊輔が所属しており、その後に指揮を執ったサウサンプトンでは日本代表DF吉田麻也を指導していた。

 ユナイテッドはファン・ハール監督が退任した場合の選択肢として、現在パリ・サンジェルマンを率いるクラブOBのローラン・ブラン監督、今季限りでバイエルン・ミュンヘンの指揮官を退任するジョゼップ・グアルディオラ監督、チェルシーを解任されたばかりのジョゼ・モウリーニョ氏らの名前が取り沙汰されていた。しかし、新たなレポートによれば、トットナムで評価を高めているポチェッティーノ監督が、ユナイテッド新監督候補リストの上位に名を連ねているという。

 錚々たる顔ぶれが揃う中、突如として浮上したポチェッティーノ監督の存在。アレックス・ファーガソン元監督の勇退後、その偉大すぎた名将の影に悩まされてきたユナイテッドだが、後継者問題に終止符を打つのはアルゼンチンが生んだ43歳の青年監督となるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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