鎌田大地、キャンプ中の練習試合で負傷交代 離脱なら「心配の種」とドイツメディア指摘
ウィンターブレイク中の練習試合ヘルタ戦で負傷 前半37分に交代を余儀なくされる
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は今季、主力としてチームを牽引する活躍を見せている。現在はチームのフロリダキャンプに参加中だが、そこで行われた練習試合で負傷。18日から再開するリーグ戦に向けて、ドイツメディアは「心配の種」と伝えている。
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昨季はシント=トロイデンに期限付き移籍していた鎌田は、今季からフランクフルトに復帰。開幕から複数の攻撃的ポジションで出場機会を得ており、11月28日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)第5節アーセナル戦(2-1)で2ゴールを挙げるなど、前線で主力の1人となっている。
現在はリーグのウィンターブレイクに伴ってアメリカ・フロリダでキャンプ中だが、そこで行われたヘルタ・ベルリンとの練習試合(1-2)で不測の事態が発生した。ドイツ放送局「Hessenschau」は「フランクフルトにとってショッキングな瞬間」として、同試合での鎌田の負傷を詳報。「鎌田は立ち上がることができず、数分にわたってピッチ外で治療を受けた。日本人はプレーを続行しようとしたが、前半37分には交代を余儀なくされている」と伝えた。
試合後、アディ・ヒュッター監督は「彼は痛みを感じていた。過去にかかとの負傷で長期離脱していた経験もある。MRI検査をしなければならないだろう」と鎌田の状態に言及。ドイツ紙「キッカー」は「ヒュッター監督にとって、鎌田が離脱すれば心配の種となる」と表現し、中盤に多くの離脱者がいる状況では「鎌田が長期離脱すると、3つの大会(リーグ戦、EL、DFBポカール)を戦うには層が薄すぎる」と警告している。
この試合ではドイツ代表GKケビン・トラップが負傷離脱から復帰したものの、鎌田の負傷交代によって新たな懸念が生まれてしまったフランクフルト。まずは鎌田の検査結果が軽傷であることを願いたい。
(FOOTBALL ZONE編集部)