ミラン本田の二面性を指摘した伊紙のローマ戦採点 「前半は逃亡」も「称賛に値するアシスト」

三大紙の評価は軒並み平均点の「6」 低調な前半への指摘が目立つ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、1-1の引き分けに終わった9日のローマ戦で1アシストを記録した。3試合連続スタメンを飾り結果も残した本田だったが、地元メディアは「前半は逃亡していた」「ミランのダブルフェイス(二面性)を一番良く映していた選手だった」と、前半にゲームから消えていたことから平均的な評価を下された。その一方でアシストについては「称賛に値する」と、ポジティブな印象を残している。

 伊地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」での本田の採点は6点。「昨日のミランのダブルフェイス(二面性)を一番良く映していた選手だった。最初の30分はあまりその姿が見られなかったが、その後に積極的になり、進取の気性に溢れていた」と評され、特に後半に入ってからのパフォーマンスに光を当てられた。シュートはゼロに終わったが、スロバキア代表MFユライ・クツカのゴールを左足の正確なクロスでお膳立てし、チームに勝ち点1をもたらした。

 同紙の最高評価は16歳の守護神ジャンルイジ・ドンナルンマで7.5点。最低はDFアレッシオ・ロマニョーリの4.5点だった。

 「コリエレ・デロ・スポルト」紙の採点でも本田は6点。「ミランの右サイドはひどく苦しんだ。(ローマの)FWジェルビーニョとFWウマル・サディクが頻繁にミランのペナルティエリアに侵入していた。だが、彼も後半クツカへの称賛に値するアシストを決めて変わった」と評された。

 

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