鹿島新監督と古巣の契約騒動は法廷闘争へ 違約金の支払い拒否でクラブが訴訟準備
ザーゴ監督が約8000万円の違約金支払いを拒否も… 「まだ2年間ある」と契約延長発言が発覚
J1鹿島アントラーズの新監督に就任したアントニオ・カルロス・ザーゴ氏だが、古巣ブラガンチーノとの契約解除について和解に至っておらず、法廷闘争の様相を呈している。ブラジルメディア「ウニベルソ・オンライン(UOL)」は、ブラガンチーノが提案した違約金の支払いをザーゴ監督が受け入れないため、同クラブは訴訟する準備に入ったと伝えている。
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かつては柏レイソルでのプレー経験があるザーゴ監督はブラガンチーノを率いて、2019年シーズンにブラジル2部で優勝を果たした。年明け2日に鹿島の新監督に就任することが発表されたが、ブラガンチーノはザーゴ監督との契約期間が2021年まで残っていることを主張して問題となっていた。
ブラガンチーノとザーゴ監督との契約は自動更新となっていて、ブラジル1部への昇格が決まると同時に2021年まで契約期間が更新される内容だったようだ。
「UOL」によると、ブラガンチーノはザーゴ監督との契約解除にあたり違約金300万レアル(約8000万円)の支払いを求めたが、ザーゴ監督は解釈に相違があり2021年までの自動更新に有効性はないと主張し、違約金の支払いを拒否したという。
その後、ブラガンチーノは賞金などの配分金を拒否すれば違約金を200万レアル(約5400万円)にすると提案したようだが、ザーゴ監督はその提案も拒否したようだ。
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