神童フェリックス、古巣ベンフィカ時代を回想 「いかに自分が幸せだったか分かった」
今季アトレティコに加入した新星が古巣時代に思いを馳せる
ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは、昨夏にベンフィカからアトレティコ・マドリードに加入した。ベンフィカを離れたことで、改めてどれだけ古巣で恵まれていたかを痛感したようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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20歳のストライカーは、昨夏の移籍市場で移籍金1億2700万ユーロ(約154億円)でアトレティコに加入した。しかし、ここまで赤と白のユニフォームを着て、目立った結果を残せておらず、ベンフィカで見せていた輝きを放てていない。
ベンフィカの専門チャンネル「ベンフィカ・プレー」のインタビューに応じたフェリックスは、「今になって、いかにベンフィカで自分が幸せだったかが分かった」とコメントし、「いつの日かクラブに戻り、自分をクラブの歴史に刻みたい」と語っている。
フェリックスがベンフィカで自身の才能を示したのは、2018-19シーズンの後半だけだ。それでも2019年4月、UEFAヨーロッパリーグ準々決勝でフランクフルト相手にハットトリックを達成したことは、特筆されることだろう。
「3点目を決めた後、僕は泣いたんだ。僕の考えにも及ばないことだった。その2日前、ロッカールームで僕が聞きたくもないような言葉が耳に入ってきた。風呂場へ行って泣いたんだ。そのことは誰も知らなかったけれど、あのハットトリックで僕は自由になれた。自分のすべてを出すことができた」
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