リバプールFWマネがアフリカ年間最優秀選手賞を初受賞 「僕にとって大きな一日」
歴代受賞者のサラーとマフレズを抑えて栄冠 今季もすでに公式戦15ゴールを記録
リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネが現地時間7日、アフリカサッカー連盟(CAF)選出のアフリカ年間最優秀選手賞を受賞した。最終候補に挙がったチームメイトのエジプト代表FWモハメド・サラーとマンチェスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズの歴代受賞者2人を抑えて初受賞となった。
マネは昨季公式戦30得点をマークする活躍で、チームのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献。プレミアリーグではサラーとともに得点王(22ゴール)も獲得した。抜群のスピードと決定力を武器に、今季もすでに公式戦15得点をマークしている。
プレミアリーグで2位に13ポイント差をつけて独走中のリバプールのエースは、自身初となるアフリカ最優秀選手賞受賞について「この賞を獲ることができて本当に嬉しく、誇りに思います」と語りつつ、「家族、代表チーム、スタッフ、サッカー連盟、そしてリバプール・フットボールクラブに感謝したい。僕にとって大きな一日です」と支えてくれた周りの人々への感謝を述べた。
また、アフリカ人選手のベストイレブンも発表された。最優秀選手賞の最終候補に残ったマネ、サラー、マフレズも名を連ね、さらにリバプールのカメルーン代表DFジョエル・マティプ、トットナムのコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエ、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンも含まれた。これで11人中6人と過半数をプレミア勢が占めた。
それ以外ではGKアンドレ・オナナ(アヤックス/カメルーン)、DFアクラフ・ハキミ(ドルトムント/モロッコ)、カリドゥ・クリバリ(ナポリ/セネガル)、MFイドリッサ・ゲイェ(パリ・サンジェルマン/セネガル)、ハキム・ジイェフ(アヤックス/モロッコ)が選出されている。レアル・マドリードからドルトムントへローン移籍中の21歳DFハキミは最優秀選手若手選手賞にも選ばれた。
国籍別に見ると受賞したマネを含む3人選出のセネガルが最多。2019年のアフリカネーションズカップで準優勝を果たした充実ぶりが窺える結果となった。セネガルがカメルーンとモロッコが2人ずつ、コートジボワール、アルジェリア、エジプト、ガボンからそれぞれ1人ずつが名を連ねた。
(FOOTBALL ZONE編集部)