マンUスールシャール監督、宿敵シティに完敗で警鐘 「プレーしてきたなかで最低」
リーグカップでシティに1-3で敗れて“最低の出来”と眉をひそめる
マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間7日に行なわれたカラバオカップ(リーグカップ)準決勝第1戦で宿敵マンチェスター・シティに1-3で敗れた。前半のうちに3失点を喫する展開に、オレ・グンナー・スールシャール監督は就任以降で「最悪」の出来だったと振り返っている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
ユナイテッドは前半17分にポルトガル代表MFベルナルド・シウバのゴールで先制を許した。ホームでの地の利を生かせず序盤に躓くと、同33分にはアルジェリア代表MFリヤド・マフレズのゴールでその差が2点に広げられ、さらにその5分後にはMFアンドレアス・ペレイラのオウンゴールも重なった。後半にイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが1点を返すも、1-3で敗戦。第2戦を前に大きなディスアドバンテージを背負った。
ユナイテッドを率いるスールシャール監督は、3失点した前半のパフォーマンスは就任以来で最低の出来だと眉をひそめた。
「彼らの得点からハーフタイムに入るまでは、我々がプレーしてきたなかで最悪だ。上手く対処することができなかった。プレッシャーは機能せず、彼らにプレーさせた。我々はうなだれていた。すべき判断ができていなかった」
シティとの大きな差を実感させられるゲームだっただけに、指揮官は第2戦での逆転勝利を「難しいタスク」としたが、それでも1点を返した後半の巻き返しを評価。「険しい山登りだとしても、まだ登頂は可能だ」と意気込みを見せている。
「昨年のPSG戦が良いお手本だ」
ホームでの0-2敗戦から逆転でベスト8入りを果たした昨季のUEFAのチャンピオンズリーグの再現を狙っているようだ。ディフェンディングチャンピオンのシティを相手に大逆転を実現することができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)