「まるで別世界」 海外助っ人Jリーガー、日本文化に衝撃「完全に魅了されている」
横浜FMのFWエリキがJリーグ1年目について回想「魔法のような瞬間だった」
2019シーズンのJ1リーグを制した横浜F・マリノス所属のブラジル人FWエリキが、母国ブラジルサッカー連盟(CBF)のインタビューに応じ、Jリーグ1年目で感じた印象とともに、日本で受けた衝撃を告白している。
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19年8月、ブラジルのパルメイラスから横浜FMに期限付き移籍したエリキは、同月24日の第24節名古屋グランパス戦(5-1)で驚愕のバイシクルシュートを叩き込み、来日初ゴールをマーク。その後もコンスタントに出場し、リーグ戦12試合8ゴールの結果を残した。とりわけラスト5試合で6ゴールと驚異的な決定力を発揮しており、チームの15年ぶり4回目のJ1リーグ優勝に貢献した。
そんなエリキがCBFのインタビューで横浜FMの優勝について振り返り、「僕にとって魔法のような瞬間、唯一無二の瞬間だった。マリノスのシャツを着て、多くの勝利を収めることができてとても幸せです」と言及。「すべてが調和した結果」と勝因を語りつつ、海外から「教科書のようなオーバーヘッド弾」と絶賛された移籍後初ゴールに関しては「すぐにバイシクルシュートでゴールを決められた。自信を得ることも非常に重要だった」と回想している。
横浜FMで共闘するブラジル人チームメートにも触れ、「非常にレベルの高い選手」と絶賛。33試合15ゴールを挙げ、FW仲川輝人とともにJ1リーグ得点王に輝いたFWマルコス・ジュニオールについては「素晴らしい選手であり、これまで何度も対戦してきた」という。
また日本での適応を助けてくれた選手にも触れ、FWマテウスに「日本に6年間在籍し、適応のプロセスにおいて非常に重要だった」と明かせば、FWエジガル・ジュニオに関しても「(怪我の治療もあり)一緒にいた時間が少なかったけど、すごく助けてくれた」と感謝を口にしている。さらに、パルメイラス時代に共闘経験があるDFチアゴ・マルチンスとは旧知の仲で、「お互いのプレーをよく知っていた」と語っている。