ミラン本田が同点弾をアシスト! ローマとの“監督解任ダービー”で敗戦の危機から救う
敵地での一戦でフル出場 後半に今季2アシスト目をマーク
左足でのアシストでチームの苦境を救った。9日のローマ戦で、ACミランの日本代表FW本田圭佑はスタメンフル出場を果たし、0-1ビハインドの後半5分にMFユライ・クツカの同点ゴールをアシスト。“監督解任ダービー”とも称されたゲームで、敗戦の危機を救った。
ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、去就問題に揺れる中でスタメンの選考に大ナタを振るった。主将のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボをベンチスタートにし、FWにルイス・アドリアーノを起用。センターバックもDFアレッシオ・ロマニョーリとDFクリスティアン・サパタと、前節から2人とも入れ替えるなど、指揮官の決意がうかがわれるメンバーでスタートした。
しかし、そんな状況とは裏腹にミランはあっさりと先制を許してしまう。前半4分、ミラレム・ピアニッチのFKに、ファーサイドで誰もマークに付かずDFアントニオ・リュディガーに左足で合わせられて失点。呆然自失といった様子のミハイロビッチ監督が、国際映像でも大きく映し出された。
圧倒的なローマペースの前半、同20分には再びセットプレーから先制点コンビにニアサイドを狙われ、リュディガーにヘディングシュートを放たれるが、GKドンナルンマが弾いたボールはゴールポストに当たり跳ね返った。九死に一生を得たミランは、前半の残り時間もローマに攻め込まれながら追加点は許さず、0-1でハーフタイムに突入した。
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