MLSで輝くイタリア代表FW 「セリエAを恋しいとは思わない」と現時点での欧州復帰を否定
昨季22得点16アシストと驚異の数字を叩き出したジョビンコ
2015年シーズンの米メジャーリーグサッカー(MLS)で、MVPや得点王など個人賞を独占したイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコは、現時点でイタリア・セリエAなど欧州の舞台に復帰することは考えていないようだ。「セリエAが恋しいとは思っていない」と語る小柄なアタッカーは、新シーズンもMLSで活躍し、今年6月の欧州選手権(EURO)出場を夢見ている。伊テレビ局「スポルト・イタリア」が報じている。
今月の26日で29歳となるジョビンコは、初挑戦となったMLSで33試合22得点16アシストという驚異的な成績を残した。チームはプレーオフで敗れたが、ジョビンコはリーグMVP、得点王、アシスト王、年間最優秀ニューカマー賞、ベストイレブン選出と個人賞を総なめ。しかし、ジョビンコは「僕はトロントでハッピー。自分の決断に満足している。新しい(シーズン)スタートが待ち遠しいよ。早くもう一度プレーしたい」と語るなど、MLSでのプレーを満喫している。
下部組織からトップデビューを果たしたユベントスでは、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロの後継者としても期待されていた。古巣に対しての思い入れは今も持ち続けているが、現時点でのセリエAへの復帰については否定的に語っている。
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