「まだ未熟すぎる」 バルセロナ、神童ハーランドとボアテングの“天秤かけ”失敗が発覚
ハーランドに関心を持っていながらボアテング獲得 その後ハーランドはドルトムントへ
今季オーストリア1部ザルツブルクでゴールを量産したノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドはドルトムントと4年契約を結び、ステップアップ移籍を果たした。ビッグクラブから引く手あまたの存在だった19歳の逸材を取り逃したクラブの一つがバルセロナだ。スペイン紙「AS」によると、昨季ハーランド獲得に動いていたが、まだ未熟だとして元ガーナ代表FWケビン・プリンス・ボアテング獲得にシフトしていたという。
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昨年、バルセロナは今冬の移籍市場でウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアップとなるストライカーを探していた。そのなかで、セリエAのサッスオーロから元ガーナ代表FWボアテングをローン移籍で獲得。記事によれば、クラブはハーランドに関心を持っていたようだが、まだ“未熟すぎる”と判断し、ボアテングの獲得を決めたのだという。
若い才能か、経験豊富なベテランかの天秤にかけた末、クラブは後者を選んだようだ。結果的にボアテングはバルセロナで公式戦4試合の出場でノーゴールに終わるなどインパクトを残すことなく退団した。
一方のハーランドはザルツブルクで今季公式戦22試合で28得点を決めて一躍脚光を浴びた。マンチェスター・ユナイテッドやリバプールも興味を示すなかでドルトムントへ移籍。バルセロナの首脳陣は今頃、逃した魚の大きさに頭を抱えているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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