リバプール南野、“デビュー日の日本”に海外紙が注目 「狂気した東京」「酔いしれた」
アルゼンチン紙がスポーツバーに集ったファンを特集 「1万キロ離れた南野へ声援」
リバプールの日本代表MF南野拓実が、FAカップ3回戦エバートン戦(1-0)でデビューを飾り、70分間プレーした。アルゼンチン紙「Ole」は「リバプールでの日本人選手デビューに狂気した東京」と題して、南野のデビュー戦を観戦する日本の様子を伝えている。
南野はエバートン戦で先発メンバー入り。デビュー戦では1トップとして積極的な動きを見せるも決定的な仕事は果たせず、後半25分にイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンと交代した。
「Ole」紙は、「リバプールでの日本人選手デビューに狂気した東京」と題して東京からリバプールの本拠地アンフィールドへ声援を送ったファンの様子をレポートしている。
「マフラーなどリバプールグッズで身を固めた人たちが、およそ1万キロ離れたアンフィールドの南野へ声援を送った。アジアの星がプレミアリーグでデビューするところを誰も見逃したくなかったのだろう」
都内のスポーツバーに集まって観戦したファンの様子を伝えた同紙は、70分間プレーした南野に「東京は酔いしれた」と伝えていた。
また、前日4日のリーガ・エスパニョーラ第19節エスパニョール対バルセロナで、中国代表FWウー・レイがバルサから貴重な同点ゴールを挙げた。同紙は、その得点について3億7000万人以上が中国版ツイッター微博(ウェイボー)で反応を示していたことを伝え、「アジアはサッカー革命に興味津々」とレポートしている。
日本も中国も自国選手に熱い視線を投じた週末になったのは間違いなく、今後も遠いヨーロッパへ声援が送られることだろう。
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