リバプールの一員としてインパクトを残せれば…

　とはいえ、現時点ではトットナムで確固たる地位を築くソン・フンミンとは違い、南野はリバプールに加入したばかりのプレミア初挑戦の選手。ソン・フンミンが今年も19年と同様のパフォーマンスを見せた場合、「南野が賞を獲得するには、どれほど重要な選手であるかを見せる必要がある」のは間違いないだろう。

　リバプールでのデビューを果たし、新たな一歩を踏み出した南野。CL王者であり、今季プレミアリーグで無敗を続ける“世界最高のチーム”で違いを生み出すプレーができるのか。リバプールの一員としてインパクトを残してタイトル獲得に貢献した時、2020年BFA賞は4年ぶりに日本人選手の下にやってくるはずだ。