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二冠に挑む東福岡と”東京勢”國學院久我山が決勝へ 選手権で17年ぶりに実現した因縁
躍進する久我山が史上初の快挙を達成
一方、第2試合は國學院久我山高校(東京A)が劇的な決勝ゴールで青森山田高校(青森)を下した。PK戦突入が濃厚かと思われた後半アディショナルタイム、CKのこぼれ球をDF山本研が左足でミドルシュートを放つと、DF戸田佳佑がコースを逸らし、そのままネットに吸い込まれ、これが値千金の決勝ゴールとなった。
パスワークを武器にする國學院久我山は、相手守備陣を崩すダイアゴナルのパスとフリーランニングが目を引く。安易にバックパスを選択せず、前に前にと圧力をかけていく攻撃的なサッカーが持ち味だ。
決勝の舞台では、互いに運動量と前線でのパスワークを武器にした攻撃をぶつけ合う熱戦が期待される。東京勢の決勝進出も1999年1月の帝京高校以来17年ぶりであり、その時の対戦相手が東福岡。そうした因縁も絡み合う一戦は、1月11日に埼玉スタジアムでキックオフされる。
【了】
轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada
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