エバートン、名将アンチェロッティの“コネクション”でレアルMFハメス獲りに本腰か
レアル、バイエルンでともに戦ったハメスの獲得に動く
レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、ジネディーヌ・ジダン監督の下で出場機会が限られている。そのくすぶる司令塔を、カルロ・アンチェロッティ監督の率いるエバートンがレンタルで獲得しようとしているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
アンチェロッティ監督は、期限付き移籍でのハメス獲得を目指すクラブの後ろ盾になりそうだ。エバートンの監督に就任したばかりのイタリア人指揮官は、これまでレアルとバイエルンでハメスと仕事をしてきた。
2シーズンにわたるドイツへのレンタルからレアルに戻ったMFはインパクトを残せずにおり、ジダン監督の長期プランからは外れてしまった。こうした状況を受け、エバートンはハメスをローンで獲得できる可能性があると考えているようだ。
エバートンの指揮官に就任する際にアンチェロッティ監督は、補強資金を与えられることを約束されている。また、アーセナルの株式を売却した億万長者のアリシェル・ウスマノフ氏も、エバートンへの投資を約束。すでにエバートンの練習場のスポンサーを務めており、新しいスタジアムが完成した際には、ネーミングライツを取得するという。
ウスマノフ氏はイタリアでナポリを率いたアンチェロッティ監督と何度か会談を行い、エバートンの新監督就任に一躍買ったという。これらは、今後、エバートンがプレミアリーグで主役の一つになる可能性を示唆するものだ。
世界的名将を迎えたエバートンは、現在プレミアリーグで11位。上位進出を狙うべく、スター選手のハメスを加えることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)