メッシ、DF4人翻弄の“シーズンベスト級”アシスト未遂を英称賛 「とんでもない」
エスパニョール戦で自陣からドリブルを開始し、スアレスに完璧なお膳立て
バルセロナは現地時間4日、リーガ・エスパニョーラ第19節エスパニョール戦に臨み、2-2で引き分けた。最下位を相手に取りこぼす結果となったなか、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが見せた“アシスト未遂”のドリブルが称賛を集めている。
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エスパニョールとのダービーマッチに臨んだバルセロナは、前半23分に失点。後半5分、同14分にゴールを挙げて逆転に成功したが、同30分にオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが退場処分を受けると、終盤にエスパニョールの中国代表FWウー・レイにゴールを奪われ、2-2のドローとなった。
最下位に沈むエスパニョール相手に勝ち点を失う格好となったバルセロナは、同日の試合でヘタフェを3-0で破ったレアル・マドリードに勝ち点で並ばれ、得失点差で僅差の首位となっている。
そんななか、リーガ公式ツイッターはこの試合でエースのメッシが見せたハイレベルなドリブルとパスに注目。「もう少しで今季ベストアシストだった」と綴り、該当シーンの動画を投稿した。
1点リードの時間帯にメッシが右サイドからドリブルを開始し、次々とエスパニョールの守備陣を翻弄。最後はペナルティーエリア手前で3人を引き付け、股抜きのスルーパスをウルグアイ代表FWルイス・スアレスに届けた。完璧なお膳立てからのスアレスのシュートは惜しくもGKに弾かれたものの、メッシの卓越したスキルが存分に堪能できるシーンとなっている。
また、英メディア「スポーツ・バイブル」もこのシーンを取り上げ、「リオネル・メッシがあと少しでとんでもないアシストを完成させるところだった」と称賛。「アルゼンチンの指揮者にとってトレードマークのプレー」として、「エスパニョールのDF4人を翻弄し、相手のペナルティーエリアまで到達した」と描写している。
今年6月には33歳の誕生日を迎えるメッシだが、そのスキルから衰えは感じられない。2020年代に入っても、まだまだそのプレーで観客を沸かせてくれそうだ。