なでしこMF田中陽子、スペイン初得点のダイビングヘッド弾に爆笑 「まさかだらけ」

ウエルバの田中陽子が初ゴールを決めた(※写真はノジマステラ時代のものです)【写真:Football ZONE web】
ウエルバの田中陽子が初ゴールを決めた(※写真はノジマステラ時代のものです)【写真:Football ZONE web】

2020年初戦のテネリフェ戦で待望のウエルバ移籍後初ゴールをマーク

 スペイン女子1部スポルティング・ウエルバのMF田中陽子が、現地時間4日のリーグ第15節テネリフェ戦(3-1)で待望の移籍後初ゴールを記録。珍しいヘディングでの一撃に「まさかだらけ」と公式ツイッターで振り返っている。

 なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部のノジマステラ神奈川相模原で5年目を迎えた2019年6月、田中は海外移籍による退団を発表。その後、スペイン1部ウエルバ行きが決まっていた。

 2019年はリーグ戦13試合中11試合に出場。年内ラストゲーム終了後には、自身の公式インスタグラムで「結果にこだわって来年こそはゴール取れるように頑張ります」と初ゴールを誓っていた。そんななか、2020年初ゲームで歓喜の瞬間が訪れた。

 4日のテネリフェ戦、チームが前半13分に先制して迎えた同36分だった。右サイドを突破したFWファトゥマタ・カンテ・チャムのクロスは相手GKに弾かれたが、左サイドでこぼれ球を拾ったスペイン人FWパトリシア・マスカロが中央に浮き球を送ると、ニアサイドに飛び込んだ田中がダイビングヘッドで合わせ、待望の初ゴールを決めた。

 田中は試合後、ツイッターで動画を引用しながら初ゴールを報告すると、同じスペインのコルドバCFFでプレーするDF千葉望愛の「まさかのマスカロからのレマテデカベサ」(remate de cabeza/スペイン語でヘディングシュート)という書き込みには「まさかだらけ」と爆笑の絵文字とともに返信。ファンからも「ナイスゴール まさかのヘディング」「ヘディングで決めたのは意外でした」「ヘディングとは、珍しい!! 新たな武器ですね」などと声が上がっている。

 2012年のU-20ワールドカップで一世を風靡した“ヤングなでしこ”の中心選手だった田中が、スペインの地でまた新たな一歩を踏み出した。

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