今季「欧州ベストドリブラー」を英メディア選出 メッシを押さえて1位に輝いたのは?

(左から)アダマ・トラオレ、リオネル・メッシ、アラン・サン=マクシマン、ネイマール【写真:Getty Images】
(左から)アダマ・トラオレ、リオネル・メッシ、アラン・サン=マクシマン、ネイマール【写真:Getty Images】

90分あたりのドリブル成功数で評価 1位はモロッコ代表FWブファル

 サッカーの魅力と言えば、やはりゴール。だが、ゴールに至るまでの過程にも醍醐味があり、その一つがドリブルだ。英メディア「プラネット・フットボール」は、現時点での「今季の欧州ベストドリブラートップ10」を発表。栄えあるトップには、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらを抑えてモロッコ代表FWソフィアン・ブファルが輝いている。

 サッカー界に多く存在するドリブラー。トリッキーな足技もあれば、足の速さを生かしたドリブルなど、相手のかわし方は様々だ。そんなドリブラーナンバーワンは誰なのか。2019-20シーズンの現時点で500分以上の出場時間を得ている選手の中から、90分あたりの平均ドリブル成功数が最も多い10人の選手が紹介されている。

 5位以下で注目したいのは、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(7位)とレアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(6位)だ。ネイマールはトリッキーな足技からのドリブルが特徴。90分に平均5.1回のドリブルを成功させ、今季は4度のアシストを記録している。アザールはネイマールより少し多い平均5.2回のドリブル成功を記録。今夏にチェルシーからレアルに移籍したなか、切れ味鋭いドリブルを武器にチームで徐々に存在感を高めている。

 また、バロンドールを受賞したメッシは4位。年齢を重ねても衰えないドリブルは、今年も多くのDFの脅威となっている。ここまでのドリブル成功は平均5.9回。そのドリブルを中心とした攻撃で、今季は13ゴール、6アシストを記録している。

 そんなメッシを抑えてトップ3に輝いたのは、今後が楽しみな3人だ。22歳のフランス人FWアラン・サン=マクシアンは、昨年のリーグ・アンでブレイク。今季ニューカッスルに移籍すると、苦しむチームの中で平均5.9回のドリブルを成功させている。2位には23歳のスペイン人FWアダマ・トラオレがランクイン。プレミアリーグ第19節マンチェスター・シティ戦(3-2)での2ゴールが記憶に新しいが、ここまで平均6.3回のドリブルを成功している。

 現時点でのドリブラーナンバーワンの座に輝いたのは、サウサンプトンに所属するモロッコ代表FWソフィアン・ブファルだ。平均ドリブル成功数は驚異の7.1回。2位以下を大きく引き離す数字を記録している。まだ2アシストと結果にはあまり直結していないが、今後どれだけ違いを生み出すのかは要注目だろう。

 欧州で活躍する様々なドリブラーたち。シーズン終了時にはどんなランキングになっているのだろうか。

 英メディア「フットボール・プラネット」が発表した「ドリブラーランキング」は以下のとおり。

1位 ソフィアン・ブファル(サウサンプトン/モロッコ代表)
2位 アダマ・トラオレ(ウォルバーハンプトン/スペイン)
3位 アラン・サン=マクシマン(ニューカッスル/フランス)
4位 リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン代表)
5位 ウィルフリード・ザハ(クリスタル・パレス/コートジボワール代表)
6位 エデン・アザール(レアル・マドリード/ベルギー代表)
7位 ネイマール(PSG/ブラジル代表)
8位 ジェレミー・ボガ(サッスオーロ/コートジボワール代表)
9位 ムサ・ジェネポ(サウサンプトン/マリ代表)
10位 ムサ・ディアビ(レバークーゼン/フランス)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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