高校選手権4強決定! 青森山田が連覇へ前進、24年ぶりV狙う静岡学園は4戦“無失点”
青森山田は新潟県勢初ベスト4の帝京長岡と、静岡学園は2年ぶり4強の矢板中央との準決勝へ
第98回全国高校サッカー選手権は、5日の準々決勝を終えてベスト4が出そろった。埼玉スタジアムで行われる準決勝以降の切符は、前回優勝校の青森山田(青森)や24年ぶりの全国制覇を狙う静岡学園(静岡)に加え、新潟県勢初の4強となった帝京長岡(新潟)と、2年ぶり4強の矢板中央(栃木)が勝ち取った。
神奈川県の等々力競技場の第1試合では、青森山田と昌平(埼玉)が対戦。青森山田は前半のうちに3点を奪って試合の主導権を握った。昌平も後半に2点を返して追いすがったものの、最後は王者の底力に屈した。その結果、青森山田が3-2の勝利を収めた。
第2試合では帝京長岡が前半開始1分で電光石火の先制ゴール。仙台育英(宮城)のプレッシングやシンプルな攻撃に脅かされる場面もあったものの、持ち前のテクニックを生かして1-0のまま逃げ切った。
東京都の駒沢陸上競技場の第1試合は、矢板中央が2年生ストライカーのFW多田圭佑が前半のうちに2得点。四日市中央工(三重)は後半に反撃するもゴールを奪うことができず、矢板中央が2-0で2年ぶりの4強入りを果たした。
そして第2試合では5年ぶり出場の静岡学園が徳島市立(徳島)を圧倒。前半だけで3得点を奪うと、後半にも1点を追加。守ってはそのまま無失点で締めくくって4-0の勝利を収め、1回戦からの4試合全てで複数得点を挙げ、さらに無失点という安定感を見せて勝ち上がった。
準決勝は11日に埼玉スタジアムで青森山田と帝京長岡、静岡学園と矢板中央が対戦する。年始の風物詩でもある高校サッカーの頂点を勝ち取るのは、どこの高校になるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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