リバプール「推定市場価格ランキング」 チームトップは181億円…南野の順位は?
ダブルエースのサラーとマネが同額で1位 南野は24選手中18位
日本代表MF南野拓実は、今冬の移籍市場でオーストリア1部のザルツブルクからプレミアリーグの名門リバプールに加入した。ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」は選手の年齢や過去の実績などを踏まえ、移籍マーケットにおける推定市場価格を独自算出しているが、南野はリバプールで何位と評価されているのか。
南野は今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でリバプール相手にゴールを決めるなど躍動。ユルゲン・クロップ監督の目に留まり、12月にはリバプール移籍が決定した。1月1日から正式にリバプールの一員となったなか、現地時間5日のFAカップ3回戦エバートン戦でデビューする可能性が報じられている。
今季のプレミアリーグでは19勝1分と圧倒的な成績で首位を独走するリバプールにおいて、南野がどのような立ち位置になるのかは気になるところだ。ポジションを含めた起用法などにも興味は尽きないが、ここでは「transfermarkt」が算出する推定市場価格に注目。客観的な評価による“ランキング”で、南野の現状の立ち位置を見てみたい。
まず、リバプールの全24選手でトップに立つのは、エジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネ(いずれも1億5000万ユーロ/約181億円)。チームを牽引するダブルエースを頂点に、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(1億1000万ユーロ/約133億円)、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(1億ユーロ/約121億円)と守備陣が続く。
そこからはレギュラークラスの選手がズラリと並び、評価額1250万ユーロ(約15億円)の南野が出てくるのは18番目となった。一つ上には主にスーパーサブとして活躍するベルギー代表FWディボック・オリギ(2000万ユーロ/約24億円)、一つ下にはユーティリティーなベテランの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(1200万ユーロ/約14億円)が位置している。
もっとも、加入したばかりの南野だけに、今後の活躍で一気に評価額が上昇する可能性は十分だ。エバートン戦から始まる新天地でのキャリアに期待したい。