「10億人以上が目撃した!」 中国代表FW、バルサ“沈めた”ゴールにスペイン紙注目
エスパニョールFWウー・レイ、バルセロナ相手に初めてゴールを記録した中国人選手に
リーガ・エスパニョーラ第19節が現地時間4日に行われ、エスパニョールとバルセロナのダービーマッチが開催された。この試合で主役となったのはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシでも1ゴール1アシストのウルグアイ代表FWルイス・スアレスでもなく、エスパニョールの中国代表FWウー・レイだ。試合終盤の劇的な同点ゴールによって2-2のドローに持ち込み、スペイン紙も話題にしている。
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試合はホームで戦うエスパニョールがバルサの持ち味を消し、前半23分には右サイドのセットプレーからDFダビド・ロペスがヘディングで合わせて先制ゴールをゲットした。1点ビハインドでハーフタイムに入ったバルサはチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルをピッチに送り出すなど流れを変えに行くと、後半5分にはスアレスが同点弾を決め、その9分後にはスアレスのクロスにビダルが頭で合わせて勝ち越しに成功した。
このままバルサが逃げ切るかと思いきや、後半30分にオランダ代表MFフレンキー・デヨングが相手を引き倒しこの日2度目の警告で退場に。数的優位となったエスパニョールに千載一遇のチャンスが訪れたのは同43分のこと。スローインからのパスを受けたウー・レイが右サイドを抜け出すと、やや角度がない位置ながらも思い切りよく右足を振り向くと、ゴール左隅へ。同都市のライバルであるバルサの勝ち点3確保を許さない劇的な一撃となった。
今シーズン2ゴール目となったウー・レイだが、この一撃は「中国人選手としてバルサ相手に決めた初得点」となった。それもあってスペイン紙「AS」は「バルサを沈めたウー・レイのゴールは、10億人以上が目撃した! この一撃は彼の国でニュースになる」と世界最大の人口を誇り、サッカー人気の高い中国で大きな注目を集めることになるだろうと報じている。