リバプール南野、デビュー戦は先発で70分間プレー 前半にビッグチャンスもヘッドは不発
4-3-3システムの1トップでプレー 前半34分にはオリギのクロスで好機を迎えるも…
リバプールは現地時間5日、FAカップ3回戦でエバートンと対戦。1月1日にオーストリア1部ザルツブルクから正式加入したばかりの日本代表MF南野拓実も、本拠地アンフィールドでの“マージーサイド・ダービー”にスタメンとして名を連ね、早速デビューを飾った。チームも1-0で勝利して4回戦に駒を進めている。
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今季オーストリア1部ザルツブルクで6年目を迎えた南野は、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ2試合でリバプール相手にハイパフォーマンスを披露。その活躍がユルゲン・クロップ監督の目に留まり、世界的な強豪リバプールへの移籍が実現した。
“レッズ”の赤いユニフォームを纏い、4-3-3の1トップに入った南野だが、エジプト代表FWモハメド・サラーやブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクらを温存したリバプールはいきなりアクシデントに見舞われる。前半9分、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが負傷でプレー続行不可能となり、19歳のDFヤセル・ラローチとの交代を余儀なくされた。
前半6分、12分とほぼフルメンバーのエバートンに決定的なシュートを放たれるも、スペイン代表GKアドリアンの好セーブでピンチを回避。南野は守備では前線からチェイスするとともに、攻撃では流動的にポジションを取りながらボールを引き出そうと試みるが、思うようにボールを受けられない時間が続く。
前半28分にはセンターサークル付近でパスを受けて自らドリブルで持ち運ぶも、アタッキングサード手前でタックルにより潰され、ボールを失ってしまった。南野にとって最初のチャンスは同34分。ベルギー代表FWディボック・オリギの左サイドからのクロスに、ジャンピングヘッドで合わせにいったがボールをヒットできず。ユルゲン・クロップ監督も両手を広げて悔しがった。試合はそのままスコアレスで前半を折り返した。