南野、リバプールデビュー戦は最前線orトップ下? 英紙が“クロップのオプション”を推察
4-3-3の1トップか、4-2-3-1のトップ下の可能性を指摘
日本代表MF南野拓実は、2020年1月1日から正式にプレミアリーグの強豪リバプールの一員となった。現地時間5日に行われるFAカップ3回戦エバートン戦でデビューする可能性が高まるなか、英メディアは南野起用の選択肢として「1トップ」と「トップ下」を挙げている。
今季オーストリア1部ザルツブルクで6年目を迎えた南野は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ2試合でリバプール相手にハイパフォーマンスを披露。その活躍がユルゲン・クロップ監督の目に留まり、世界的な強豪リバプールへの移籍が実現した。
規定により、現地時間1月2日に行われたプレミアリーグ第21節シェフィールド・ユナイテッド戦(2-0)はベンチ後方からのスタンド観戦となったが、リバプールファンが早くも応援バナーを掲げるなどデビューの瞬間が待たれる。英紙「デイリー・メール」は、昨年10月のCLグループステージ第2節の対戦で、南野が2トップの右サイドハーフでスタートし、試合中に10番(トップ下)の役割にシフトしたことを触れつつ、「クロップのオプション」として二つのシステムを提示している。
一つ目は、リバプールのメインシステムである4-3-3に当てはめたものだ。エジプト代表FWモハメド・サラーが右ウイング、セネガル代表FWサディオ・マネが左ウイング、そして1トップに南野が配置された。そして二つ目は4-2-3-1版。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノを最前線に据え、右サイドにサラー、左サイドにマネ、中央に南野という2列目の並びになっている。
記事では、クロップ監督が記者会見で語った「我々は素晴らしいチームで、世界最高峰の攻撃的な選手が何人もいる。だが、彼(南野)を4番手以降の選手の考えで連れてきていない。彼は異なるポジションでプレーできる」というコメントも紹介している。
南野が5日のエバートン戦でリバプールの赤いユニフォームを纏い、本拠地アンフィールドのピッチに立つ姿を多くの人々が待ち望んでいる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)