柴崎岳は「新生デポルティボでハマる」 クラブが期待と現地報道「最高レベルを取り戻す」
チームが最下位に沈むなか、負傷で試合から遠ざかっていた柴崎は間もなく戦列復帰か
スペイン2部デポルティボの日本代表MF柴崎岳は、ふくらはぎの打撲による負傷離脱もあり、昨年12月1日を最後に公式戦から遠ざかっている。シーズン前半戦を「期待をかなり下回る」と厳しく評価しつつ、「クラブは日本人選手が最高レベルを披露することを期待している」と外国籍選手の中で数少ない冬の移籍市場での“残留組”だと見立てている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
2019年7月にスペイン1部ヘタフェから同2部デポルティボへ移籍した柴崎。2ボランチの一角と起用されてきたが、チームは開幕戦のレアル・オビエド戦(3-1)に勝利後、19戦未勝利(9分10敗)と最下位に低迷。昨年10月以降は柴崎がベンチスタートで出番を得られない試合も増え、同12月中旬には練習中に左足を負傷するなど、実戦から遠ざかっている。
それでも、柴崎に対するデポルティボの期待は揺らいでいないようだ。スペイン地元紙「ラ・オピニオン・デコルーニャ」は「ガク、新生デポルでハマる」と見出しを打ち、背番号22の現状についてレポートしている。
「ガク・シバサキは昨年夏、デポルティボとともに2部で違いを見せる選手になるためラ・コルーニャへやって来たが、勝利したオビエドとの開幕戦(3-2)で輝きを見せただけ。その後はほとんどチームの役に立っていない。その活躍ぶりは期待をかなり下回るものだが、クラブにはその最高レベルを取り戻すという期待があり、考え方としては日本人選手を戦力として計算し、1月に出て行かないというものとなっている」
記事によれば、現在は負傷したハムストリングのリハビリの最終段階で、5日のリーグ第22節ヌマンシア戦も「出場できない」状態ながら、戦列復帰は間もなくだという。