仏誌選出「2020年期待のベスト11」 19年は不完全燃焼に終わったスター選手がずらり
周囲の期待値や移籍金の高さなどが要因 2020年にもっと活躍が期待される11人は?
サッカー選手は負傷や環境の変化など、様々な要因で周囲の期待に応えられない場合がある。フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は、2019年に期待されながらも爆発できなかった選手を選出。ポジションごとに11人を選別して、“2020年に活躍が期待されるベストイレブン”を発表している。
同誌が選出した“2020年に活躍が期待されるベストイレブン”には、2019年に周囲から期待されていたほど活躍できなかった選手が選ばれた印象が強い。その期待の高さを基準にしてポジションごとに11人を選別したようだ。
GKにはミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが選ばれた。ユベントスの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの後継者と言われてから長い年月が経過するが、今夏の欧州選手権(EURO)でタイトルをもたらし、後継者と呼ばれることを払拭したいところだ。
DFには、ユベントスのトルコ代表DFメリフ・デミラル、マンチェスター・シティのフランス代表DFアイメリク・ラポルテ、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアの3人が選出された。特に、マグワイアはその移籍金の高さから活躍が大きく期待されていたが、挽回のチャンスはEUROの舞台ということになりそうで、「サッカー史上最も高価なDFとしての地位を正当化する必要がある」と同誌は主張している。