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ルーニー、ギャンブルで“大損”の過去告白 5カ月で約1億円の損失「楽に儲かると…」
「気が付いたらかなり負けている」 若手時代に巨額の損失を出した過去を語る
イングランド2部ダービー・カウンティで選手兼コーチを務める元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、オンラインカジノ「32Red」のキャンペーンの一貫で、自身のギャンブル体験を告白。5カ月間で約1億円もの損失を出した過去について語った。英紙「ザ・サン」が伝えている。
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ルーニーは2004年から17年までユナイテッドでプレーし、チームのキャプテンを務め、クラブ史上最多得点記録も更新した。イングランド代表の歴代最多得点記録も保持する正真正銘のレジェンドは、そのキャリアで多くの名将から指導を受けてきた。
自身のキャリア最盛期には、ユナイテッドで週給30万ポンド(約4200万円)を受け取っていたルーニー。ところが、まだ若かった当時のレジェンドは、アウェーでの空き時間と高額の給与、そしてスマートフォンの普及により、5カ月の間に70万ポンド(約1億円)を失ったという。
2008年には、カジノで2時間に6万5000ポンド(約900万円)を失うという経験をしていたルーニー。しかし、スマートフォンのアプリを介して手軽に“ベット”できるようになり、アウェー遠征でのホテル滞在中にあまりに空き時間の多かったことで“危険なアプリ”に手を出してしまったそうだ。
「私は多くのお金を手にしたばかりの若者だった。マンチェスター・ユナイテッドではアウェー戦の度にホテルに泊まる。そして、イングランド代表ではホテルに7日から10日間滞在するんだ。そうすると、退屈するので暇つぶしをしようと考える。当時はその一つがギャンブルだったんだ。
スマートフォンを使ったら簡単にベットできた。本物のお金のような感じがしないんだ。わざわざ賭け屋に足を運んで、金額に上限のあるベットをするわけじゃないからね。そして、気が付いたらかなり負けている。自分で実際にいくら賭けているのか気が付かないんだ。私は最初に勝ったから楽に儲かると思った」
さらに、ルーニーは「取り戻そうと思ってもっとベットした」と述べ、損失が高額になった理由を説明。「母国とクラブのためにサッカーをしていたが、お金を失っていた当時はパフォーマンスに影響を及ぼした」と明かし、「ありがたいことに私は完済することができたが、もう二度とギャンブルはしなかった。失敗から学んだんだ。ギャンブルをし続けると、どんどん負ける。そして、悪い状況に陥るんだ」と、制御しながら賭け事をすることの重要性を自身の体験をもとに語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)