「こんなものと思われては…」 選手権連覇へ、青森山田監督が語る“U-18王者のプライド”
次戦の昌平を警戒も…「ファイナルのグランパスのほうが上だった」
準々決勝では昌平(埼玉)と対戦する。黒田監督はこの日の第1試合だった昌平のゲームの前半をスタンドで視察する姿があり、「スピードもあり、テクニカルな部分でも高いレベルにある相手」と話す。一方で「ポジティブな言い方をすれば、ファイナルのグランパスのほうが上だった。あれだけの攻撃ができるチームを抑えた守備というものを前面に出してやっていこうと選手に話したい」と、高いレベルの戦いを制した経験を自信に変える算段だ。
大会初戦となった2回戦で米子北(鳥取)に6-0と勝利し、この日はインターハイ準優勝校の富山第一に3点差で勝利した。まだまだ底を見せていない感のある勝ち上がりだけに、ここからの僅差の戦いのなかでプレミア王者がどれだけの力を見せてくるかが注目される。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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