ウエスカ岡崎、後半戦初戦は欠場へ 地元メディア落胆「キーマンになると見られていたが…」
ビザ取得の問題により合流が遅れていた岡崎 2020年最初のエルチェ戦には間に合わず
スペイン2部ウエスカのFW岡崎慎司は、2020年最初の公式戦に出場できない状況となってしまった。現地時間2日にクラブ公式サイトが伝えている。
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今季からウエスカに加入した岡崎は、昨年9月28日の第8節ジローナ戦(1-0)で移籍後初ゴールを記録。12月22日の第21節サラゴサ戦(2-1)でも先制点となる今季4点目を決めるなど、継続的な活躍を見せてきた。
チームはクリスマス休暇を終えた12月29日から練習を再開したなか、岡崎はビザの問題があったために合流が遅れて不在。1月4日の2020年初戦となるエルチェ戦には間に合う見込みとされていたが、クラブは現地時間2日に公式声明を発表。現在の状況を明らかにしている。
「合流が遅れる原因となっていたビザ取得のための手続きを終え、シンジ・オカザキは間もなくウエスカに到着します。通常の手順に従い、数カ月前から手続きを開始していましたが、クラブが予定していた時期までにビザが降りませんでした。こうした状況からシンジはエルチェ戦には間に合いませんが、その後にはチームの活動に戻れると期待しています」
この発表を受け、地元ラジオ局「ラジオ・ウエスカ」は「日本人選手はサラゴサ戦で素晴らしいプレーを見せ、後半戦のキーマンになると見られていたが、ミチェル監督はその初戦で岡崎に頼ることができない」と伝えた。チームを牽引する活躍が期待されていただけに、落胆の色を隠せないようだ。
リーグ前半戦を3位で折り返したウエスカ。岡崎の“リーグ後半戦”は16日の第22節テネリフェ戦から始まる見込みとなるだけに、不慮の事態による遅れを挽回するような活躍を期待したい。