徳島市立、流れのなかでついにゴール…初の8強進出 0-1敗戦の筑陽学園は3回戦で涙
0-0のPK戦で勝ち上がってきた徳島市立、DF三倉が流れのなかから決勝ゴール
第98回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が3日に各地で行なわれた。駒沢陸上競技場で行なわれた第2試合では徳島市立(徳島)が筑陽学園(福岡)を1-0で下し、同校史上初のベスト8に駒を進めた。
徳島市立は前半22分、コーナーキックから試合の均衡を破った。MF野口蓮太のキックから、こぼれ球を2年生のDF三倉頼真が押し込んでネットを揺らした。これがそのまま決勝点となった。
昨夏の総体では1回戦から3回戦まですべて0-0からのPK戦をモノにしてベスト8まで上り詰めた徳島市立。この選手権でも2日に尚志(福島)を相手に0-0からのPK戦(4-3)で勝利していた。ついに流れの中からの得点で勝利を掴み、ベスト16が最高成績だった選手権で初めて準々決勝への切符を手にした。
一方、福岡県予選では6年連続選手権出場中だった名門・東福岡の牙城を崩した筑陽学園だったが、最後まで徳島市立の守備を攻略できず。11年ぶりの大舞台は3回戦で涙を飲む結果となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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