南野加入のリバプール、“リーグ戦1年間無敗”に英注目 驚異の平均勝ち点「2.73」
シェフィールド・U戦で2-0と勝利、19年1月のシティ戦を境にリーグ戦負けなし
リバプールは現地時間2日に行われたプレミアリーグ第21節シェフィールド・ユナイテッド戦で2-0と勝利し、首位をひた走っている。FIFAクラブワールドカップ(W杯)を戦った分だけ1試合消化が少ないなかで19勝1分と圧倒的な数字を残すなか、英公共放送「BBC」はこの1年間リーグ戦で無敗を保ったことを伝えている。
この日のリバプールは前半4分、DFアンドリュー・ロバートソンからの折り返しを受けたエースのエジプト代表FWモハメド・サラーが先制ゴールをマーク。その後もチャンスを作り続けると、後半19分にはサラーのスルーパスを受けたセネガル代表FWサディオ・マネがシュートを放ち、そのこぼれ球をプッシュして追加点を奪う。
その後はディフェンスリーダーのオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクが統率する最終ラインをはじめとした守備が抜群の安定感を見せ、完勝で2020年のスタートを切った。
同局の報道によると、リバプールが直近のリーグ戦で敗戦したのは2019年1月3日、マンチェスター・シティ戦で1-2と敗れて以降、37試合で32勝。この期間で得た1試合の平均勝ち点は「2.73」という圧倒的な数字だ。なおこれはシティが2017-18シーズンに勝ち点100を突破して優勝した際でも「2.63」だったことを考えれば、恐るべき数字だと言えるだろう。
2位レスターとの勝ち点差は「13」と、リバプールは一人旅になりつつある。5日のFA杯からは日本代表MF南野拓実が正式に登録メンバーとなり、メンバーにさらなる充実が図られる。黄金期にあるチームは、この勢いのまま悲願のリーグ制覇に向けて邁進できるだろうか。
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