マンU監督の敗戦直後の態度をOBが疑問視 「とても笑っているような時ではない」
アーセナルに0-2と敗れた直後のスールシャール監督の振る舞いに、ファン・ペルシー氏が苦言
元マンチェスター・ユナイテッドのロビン・ファン・ペルシー氏が、0-2で敗れた現地時間1日のアーセナル戦直後にインタビューで笑顔を浮かべたオレ・グンナー・スールシャール監督の態度に苦言を呈した。
ユナイテッドは2020年の最初の試合でアーセナルと激突。敵地エミレーツに乗り込んで勝利を狙ったが、逆にミケル・アルテタ監督体制での初勝利をアーセナルに献上した。今季早くも6敗目で、4位チェルシーとの勝ち点差は5に広がった。
痛恨の黒星でトップ4争いからさらに遅れをとったユナイテッド。クラブOBも古巣の現状には頭を抱えている。両クラブのOBである元プレミアリーグ得点王のファン・ペルシー氏は、指揮官のスールシャール監督の振る舞いに引っかかるものがあったようだ。英衛星放送「BTスポーツ」で、このように語っている。
「オレ(スールシャール監督)がまるでナイスガイのように笑っている姿を見た。私はもう少しピリピリとしているのを期待していたよ。あのようなゲームの後で笑っていた。とても笑っているような時ではないはずだ」
ファン・ペルシー氏は、負けた直後に笑顔を浮かべたスールシャール監督の緊張感のなさに疑問を感じていたようだ。ユナイテッドはイングランドトップリーグで最多優勝を誇る名門ながら、同氏も所属していた2013年を最後にリーグタイトルから遠ざかっている。それだけに変わり果てた古巣の姿に、危機感さえも感じているのかもしれない。
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