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果たして香川は? ファンハール監督が米国遠征後の個人面談で戦力外を通告へ
“首切り将軍”のギロチンは誰の首に落ちるのか
昨季、デイビッド・モイーズ元監督の指導で迷走を繰り返したマンチェスターUは今季欧州のカップ戦に参加する権利を有していない。プレミアリーグ、国内カップ戦のみと参加試合が例年よりも少なくなるため、自ずとファンハール監督が起用できる選手も制限される。
米国遠征前には英地元紙に昨シーズンと比べて、計10選手を削減するという強化方針も報道された。ギネス杯で選手は高いパフォーマンスを見せているが、8月31日の移籍市場閉幕のギリギリまで見極めた挙げ句、飼い殺しでは選手とクラブの運営面にも悪影響を及ぼす。だからこそ、非情の決断を下すという。
米国遠征前には英地元紙にリストラ候補とされた香川はボランチでの適正をテストされていたが、ギネス杯インテル戦とレアル・マドリード戦では本職のトップ下でプレー。レアル戦では絶妙なクロスで3点目をアシストするなど、着実に成果を上げる一方で、スペイン強豪アトレチコ・マドリードが獲得に乗り出しているとスペインと英国メディアは報じている。
ギネス杯後に“首切り将軍”と変貌することを宣言したファンハール監督のギロチンは誰の首に落ちるのか。ブラジルワールドカップの不振から脱却した感のある香川を戦力として判断するのか、それとも戦力外とするのか。マンチェスター帰還後のオランダ人指揮官の決断に注目が集まる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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