スコットランドで不滅の存在を手本に

　ダンディー・ユナイテッドの元日本代表GK川島永嗣が、かつてスコットランドで活躍した元日本代表MF中村俊輔（横浜FM）のように、チームの絶対的中心となり、チームを残留に導くと決意を語った。英地元紙「クーリエ」が報じている。
　川島は、2005年から09年までグラスゴーを本拠地とする名門セルティックでプレーし、サポーターからも絶大な信頼を集めた元日本代表のレジェンドを手本に、自らもダンディーUでの成功を夢見ている。
「ナカムラがスコットランドでプレーしていた時、当然ダンディー・ユナイテッドとも対戦した。自分だけでなく日本人なら誰しもセルティックでのナカムラの活躍を知っている。スコットランドの方々もナカムラの活躍を覚えている。だから自分も彼がこの国で活躍したように、全力を尽くしたい」
　中村は4シーズンでリーグ3連覇やリーグMVPを獲得するなど、スコットランドサッカー界に大きな足跡を残した。14年12月には本拠地セルティック・パーク凱旋を果たすなど、移籍から6年半が経過した今でも当時の活躍はファンの間で語り草となっている。