静岡学園“10番”松村、想定内の徹底マーク 鹿島内定MFに漂い始めた予感「次は点を狙っている」

相手のマークは「常に3枚」も…今治東戦で守備網を切り裂くシーンを作り出す

「ボールを持ったら常に3枚くらい(マークが)来ている」という窮屈なプレーを強いられているなかでも、一瞬の隙を突いてチャンスを作り出す松村のプレーは流石の一言だ。今治東戦(2-0)では後半7分にドリブルで右サイドから左サイドまでピッチを斜めに独走。守備網を切り裂き、チーム2点目となる小山のゴールを導いている。本人としても「今日の2点目が入る前の突破のようにできる時はあるので、そういう隙を突いていければいい」と手応えを感じるプレーだったと話している。

 得点の予感は漂い始めた。

 準々決勝では、守備に特長のある徳島市立との対戦が決まった。2試合連続無失点の堅守を相手に、松村は輝きを放つことができるだろうか。

(石川 遼 / Ryo Ishikawa)



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