現役引退の神戸DF那須がサッカー人生で得た持論 「選手は何で生かされているのか…」
「1人でサッカーはできない。ブーイングをするのも100%、120%ですれば良いと思う」
そのうえで、選手とサポーターの関係性についても現役生活のなかで得た持論があるのだという。
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「選手は何で生きているのか、何で生かされているのかを感じたほうが良いです。1人でサッカーはできない。ただ、サポーターもチームの一員のつもりでいてほしい。ブーイングをするのも100%、120%ですれば良いと思います。そうやってお互いの心が動くので。選手の心にサポーターがあるし、それを意識したら熱がある応援が続くし、サッカーの発展にもつながると思う。選手としては終わりますが、そういうことも伝えていければ」
今後は、現在活躍中のYouTubeによる動画配信も継続しつつ、サッカー関係の新たなチャレンジも模索しているという。多くのクラブを渡り歩いたからこそ、多くのサポーターの心も動かしてきた。運命を切り開いた国立で現役最後の瞬間を迎えた熱い男は、その国立の新たなスタートの日に有終の美を飾っていった。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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